2021年1月の記事一覧

伝統を受け継ぎ、未来へ向かう上丹生木彫

 1月26日(火)3・4校時、4年生社会科の学習で上丹生の、井尻彫刻所へ伺い、上丹生木彫を見学しました。
 上丹生でなぜ木彫が盛んになったのか、どうやって作品ができあがっていくのか、苦労や工夫など、実演も交えながら丁寧に教えていただきました。伝統を守るだけでなく、新しいことを自分たちから発信していくことにも力を入れているとおっしゃっていました。子どもたちの素朴な疑問にも真剣に答えていただき、感化された子どもたちは必死にメモを取っていました。また、作品も見せていただき、子どもたちは「すごい!」「細かい!」と驚嘆の声を何度もあげていました。「体験してみたい!」「作品ほしいな・・・」と、かなり興味をもったようです。素晴らしい学習の機会をいただき、ありがとうございました。

どんな人でも安心して暮らせる社会を目指して

 1月21日(木)2・3・4校時、4年生の総合的な学習の時間で、福祉体験学習を行いました。NPO法人CILだんないさんに来ていただき、お話を聞いたり、いっしょに体験をしたりしました。
 体育館での車いす体験は、押す側と座る側に分かれ、声をかけながら介助しないと座る側の人に怖さを感じさせてしまうことや、狭い通路を通るときの難しさなどを実感していました。講演では、当事者の方たちの普段の生活の様子、障がいとは何なのか、などをお話しいただき、初めて知ることに子どもたちは真剣に話を聞いていました。最後にだんないさん達も含めて、ユニバーサルスポーツのボッチャを、みんなで楽しみました。簡単なようで意外と難しく、とても盛り上がりました。
 子どもたちはただ体験するだけでなく、「体験してどう感じたか、何に気づき、何を考えたか。」ということを大切にしながら時間を過ごしたと思います。この経験を「どんな人でも安心して暮らせる社会」をつくっていこうとするきっかけにしてほしいと思います。